この記事はこんな人に向けて書いたものです。
育児・子育てをしていると、周囲の目が気になることってありますよね。
子どもがうるさくて迷惑をかけているんじゃないか、とか。
周りの人たちは育児・子育てをどう思っているのでしょうか?
この記事を読んでいただければ、育児・子育てに対して周りの人たちがどう思っているのかが明確となり、疑問や不安が解消できるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
育児・子育てにおける身内の協力については、以下の記事をご覧ください。
育児・子育てに地域の支えは必要?
子育てにとって地域の支えは重要か?
育児・子育てをする人にとって地域の支えが重要だと考えている人はどれくらいいるのでしょうか?
平成27年版厚生労働白書による「子育てにとって地域の支えが重要か否か」の調査結果を以下に示します。
90.9%の人たちが、育児・子育てをする人にとって地域の支えは重要だと考えています。
地域で子育てを支えるために重要なこととは?
地域が育児・子育てを支えるために重要なこととは何なのでしょうか?
平成27年版厚生労働白書による「地域で子育てを支えるために重要なこと」の調査結果を以下に示します。
もっとも多かったのは「子どもの防犯のための声かけや登下校の見守りをする人がいること」の64.1%でした。
次いで「子育てに関する悩みについて気軽に相談できる場があること」が58.1%、「子育てする親同士で話しができる仲間づくりの場があること」が54.5%となっています。
子どもが安全であること、そして、安心して子どもを育てることができる、そんな地域社会が求められています。
地域で子育てを支えるためにできることは?
地域の人たちは具体的に、自分たちが子育てを支えるためにどんなことができると考えているのでしょうか?
平成27年版厚生労働白書による「地域で子育てを支えるため重要だと思うこと、参加したいと思うこと」の調査結果を以下に示します。
一般の方でも参加しやすい項目が上位に挙がっています。
子ども連れの親にはみんな協力的?
子ども連れの親に対して、周りの人たちは手助けしたいと考えているのでしょうか?
平成27年版厚生労働白書による「子ども連れの親に対して手助けをしたいと思う人の割合」の調査結果を以下に示します。
92.1%の人が、困っている子ども連れの親がいたら手助けしたいと思っています。
具体的にどんな手助けを考えているのでしょうか?
平成27年版厚生労働白書による「子ども連れの親に対して「したいと思うこと」と「実際に行った行動」」の調査結果を以下に示します。
もっとも多かった答えが「席をゆずる」の76.4%、次いで「ドアをあけて、押さえておく」の75.7%、「エレベーターで、先をゆずる」の67.6%となっています。
これらは実際に行動として行った割合も多くなっています。
ご近所付き合いしてますか?
昔に比べてご近所付き合いが減っているといわれますが、実際のところはどうなのでしょうか?
平成27年版厚生労働白書による「子育て中の親の地域の中での子どもを通じた付き合い」の調査結果を以下に示します。
全体的に子どもを通じた付き合いのある人は減っていて、「子どもを通して関わっている人はいない」と答えた方が増えています。
ご近所付き合いが減っている中、育児・子育ての相談は誰にしているのでしょうか?
平成27年版厚生労働白書による「子育てについての相談相手」の調査結果を以下に示します。
身内に相談している人が多く、「自分や配偶者の友人」「近所の知人」に相談している人は大幅に減っています。
近所に保育園は建てちゃダメ?
最近、保育施設の建設に対して園児の声などの騒音を理由に近隣住民が反対しているというニュースを耳にします。
このニュースについて、一般の人たちはどのように考えているのでしょうか。
平成27年版厚生労働白書による「保育園児の声を騒音と意識する住民の立場への共感度」の調査結果を以下に示します。
「まったく同感できない」「あまり同感できない」人が64.9%、「ある程度同感できる」「とても同感できる」人が35.1%となっています。
地域活動に参加する機会が多い人ほど、園児の声などに寛容なようです。
まとめ
育児・子育てにおける地域社会の支援についてお話しましたが、いかがでしたでしょうか。
ポイントをまとめると、
です。
周りの多くの人たちは、育児・子育て中の親御さんの力になりたいと思っています。
困っていることがあれば、近くにいる人にぜひ相談してみてください。
この記事が、あなたの育児・子育てに対する不安や心配事を軽減するためにお役に立てば何よりです。
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