この記事はこんな人に向けて書いたものです。
最近は男性も育児休業を取得するようになってきました。
でも、いざ育児休業を取得しようとすると「仕事でブランクができるのは心配」「復帰と同時に左遷されたりしないかな」など不安が出てくるのではないでしょうか。
この記事を読んでいただければ、男性の育児休業のメリットやデメリットが明確となり、疑問や不安が解消できるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
男性の育児休業のメリット
男性が育児休業を取得して得られる主なメリットは以下の3点です。
家事・育児に自信が持てる
子どもにとって父親も必要とされる存在となり、自分に自信がつきます。
父親が家事・育児をできることで、母親が病気やけがをしても安心できます。
家庭が円満になる
夫婦で協力して育児をすることで、夫婦の絆が深まります。
さらに、育児ストレスも減り、家庭が円満になります。
仕事に好影響
父親が育児休暇を取ることで、母親は職場復帰を早めることができます。
また、仕事と家庭の両立を考えることで時間意識が高まり、生産性の向上につながります。
男性の育児休業のデメリット
男性が育児休業を取得することで考えられる主なデメリットは以下の2点です。
ローンを断られやすい
育児休業中はローンの審査が通りにくくなります。
理由の一つとして考えられるのは、ローンの支払いは基本的に毎月ですが、育児休業給付金の支給は原則2か月に1回だからです。
育児休業中に家や車の購入を考えている人は注意が必要です。
育児休業を良く思わない人がいる
会社の経営者、とりわけ中小企業の社長さんたちの中には育児休業を良く思わない人たちがいます。
理由は、単純に人で不足だからです。
また、年代的に「男性は外で働き、女性は家庭へ」という考え方の人も多いです。
世の中の流れに逆行していますが、人の考えはそう簡単に変わりません。
育児休業中の収入
育児休業中は収入を心配している人もいるのではないでしょうか。
育児休業中は会社からの給料は出ません。
育児休業中の収入は基本的に育児休業給付金のみとなります。
育児休業給付金の給付割合は、最初の6か月が67%、残りの6か月が50%です。
かなり収入が減るように感じますが、育児休業給付金が非課税であることや社会保険料の免除で支出が減り、手取り換算では育児休業前の約8割の収入となります。
また、パパ・ママ育休プラスをうまく利用すれば、子どもが1歳2か月になるまで67%の育児休業給付金を受け取り続けることができます。
まとめ
男性の育児休業のメリット・デメリットについてお話しましたが、いかがでしたでしょうか。
ポイントをまとめると、
です。
男性の育児休業は大切な制度ですが、よく思わない人がまだまだたくさんいることも事実です。
男性の育児休業が広く理解される世の中になると良いですね。
この記事が、あなたの育児・子育てに対する疑問や不安を解消するためにお役に立てば何よりです。
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