この記事はこんな人に向けて書いたものです。
家族が大きな病気やけがを負ったときに便利な介護休業制度。
でも、いざ介護休業を取得しようとすると、介護休業中の収入面が気になりますよね。
この記事を読んでいただければ、介護休業中の収入面の保障内容が明確となり、疑問や不安が解消できるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
介護休業中の収入は?
結論から言うと、介護休業中の収入は介護休業前の賃金の67%を介護休業給付金として受け取ることができます。
介護休業中の収入:介護休業給付金
介護休業給付金とは、雇用保険法で定められている国からの支援金のことです。
介護休業中は働くことができないため、国が支援金を給付します。
介護休業給付金は非課税で、介護休業中の雇用保険料の負担はありません。
対象となる労働者
介護休業給付金を申請できるのは、以下の条件を満たす方たちです。
支給される要件
介護休業給付金は以下の要件を満たす場合に支給されます。
支給金額
各支給単位期間(1か月ごとの期間)における支給金額は以下の計算式で算出されます。
賃金月額が25万円の場合、1か月の支給金額は以下のようになります。
介護休業給付金は非課税なので、この金額をそのまま受け取ることができます。
なお、介護休業期間中に労働して賃金を受け取った場合は、支給金額が減額されることがあります。
まとめ
介護休業中の収入についてお話しましたが、いかがでしたでしょうか。
ポイントをまとめると、
です。
介護休業中の収入は、非課税になるとはいえ働いていた頃より減ってしまうのはやはり残念ですね。
この点については、今後の介護休業制度の改善に期待しましょう。
この記事が、あなたの育児・子育てに対する疑問や不安を解消するためにお役に立てば何よりです。
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