【ホントに必要？】学資保険のメリットとデメリット

この記事はこんな人に向けて書いたものです。

学資保険は、子どもの教育資金を貯めるための保険です。

子どものために学資保険を検討する親御さんは多いと思います。

でも、教育資金を貯めるだけであれば学資保険以外にも方法はあります。

はたして、学資保険は本当に必要なのでしょうか。

この記事を読んでいただければ、学資保険のメリットとデメリット、学資保険に向いている人が

明確となり、疑問や不安が解消できるはずです。

ぜひ最後までご覧ください。

学資保険のメリット

学資保険のメリットは以下の3点です。

メリット①：貯金が苦手な人でも教育資金を貯めることができる

子どもの教育資金を貯める方法として、学資保険の他に銀行などへの預貯金があります。

預貯金でも教育資金を貯めることができますが、預貯金は自分たちの都合でお金を自由に使うことができます。

生活が苦しいときなどにお金を引き出したり、預貯金を先送りしたりすることができます。

一方、学資保険は保険料が口座から自動的に引き落とされるので、半強制的にお金を貯めることができます。

預貯金が苦手な人や、手元のお金についつい手を出してしまいがちな人には学資保険がおすすめです。

メリット②：銀行などへの預貯金より高い利率が期待できる

加入した学資保険にもよりますが、銀行などへの預貯金の利率と比べて、学資保険の返戻率の方が高くなることが多いです。

返戻率の高い学資保険に加入することで、銀行などへの預貯金より効率的な積み立てができる可能性があります。

メリット③親に万一のことがあった場合でも教育資金を確保できる

学資保険には保険料払込免除特則という特則があります。

学資保険に加入する際に保険料払込免除特則を付加すると、親（契約者）に万一のことがあった場合にそれ以降の保険料の支払いがすべて免除され、保険金は満額受け取ることができます。

親に万一のことが起きると生活が苦しくなり、教育資金に回すお金が確保できなくなる可能性があります。

いざというと時のことを考えて学資保険か預貯金かを決める必要があります。

学資保険のデメリット

学資保険のデメリットは以下の2点です。

デメリット①：途中解約すると元本割れするかも

学資保険は貯蓄型の保険であり、保険料を長期的に支払うことが前提となっています。

学資保険を途中解約すると解約返戻金を受け取ることができますが、ほとんどの場合その金額は支払った保険料より少なくなり元本割れします。

返戻率を大きくするためにと保険料の支払期間を短くしすぎると、1回の保険料が高くなって支払いが困難になり、途中解約することになるかもしれません。

保険料の支払いが無理なく続けられるように、学資保険に加入するときは保険料と収支のバランスを考えることが大切です。

デメリット②：インフレでお金が目減りするかも

インフレとは、モノやサービスの価格（物価）が上昇し、相対的にお金の価値が下がることです。

学資保険の利率は契約した時に決まり、途中で変動することはありません。

そのため、保険加入後にインフレが進み、保険金を受け取る頃には契約時に比べてお金の価値が下がっていた、ということが起きるかもしれません。

学資保険が向いている人とは？

学資保険と銀行などへの預貯金、どちらが向いているかはこれまでに紹介したメリットとデメリットのどれを重要視するかによって変わってきます。

学資保険が向いている人は次のような人です。

次のような人たちは学資保険に加入する必要性は低いといえます。

まとめ

学資保険のメリット・デメリットについてお話しましたが、いかがでしたでしょうか。

最後にもう一度まとめると、

です。

かわいい子どものために学資保険に加入すべきか、悩む親御さんは多いと思います。

メリットとデメリットをしっかり理解して、納得のいく学資保険を選んでください。

この記事が、あなたの育児・子育てに対する疑問や不安を解消するためにお役に立てば何よりです。