この記事は、こんな人に向けて書いたものです。
出生前診断を調べていると「新型出生前診断(NIPT)」という言葉が出てきます。
この検査はいつから受診できるのでしょうか?
いつ頃に始まった出生前診断なのでしょうか?
この記事を読んでいただければ、新型出生前診断(NIPT)の始まりや検査可能時期が明確となり、疑問や不安が解消できるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
新型出生前診断(NIPT)の概要を知りたい方は、こちらをご覧ください。
代表的な出生前診断を受診できる時期
まずは代表的な出生前診断の受診できる時期についてお話します。
「そんなことより新型出生前診断(NIPT)の話を聞きたい!」という方はこちらへどうぞ。
検査時期 | 検査結果 | |
---|---|---|
羊水検査 | 15週以降 | 約2~4週間 |
絨毛検査 | 11~14週 | 約2~3週間 |
超音波検査 | 11~13週 | 当日 |
母体血清マーカー検査 | 15~18週 | 約2週間 |
羊水検査
妊婦さんのお腹に針を刺して、子宮内の羊水中に含まれる赤ちゃんの細胞を採取し、赤ちゃんの染色体やDNAの変化を調べる検査です。
検査を受けることができる時期は15週以降です。
検査結果が出るまでに2~4週間ほどかかります。
絨毛検査
妊婦さんのお腹に針を刺して絨毛を採取し、赤ちゃんの染色体やDNAの変化を調べる検査です。
(胎盤の位置によって、膣から絨毛を採取する場合もあります)
検査を受けることができる時期は11~14週です。
検査結果が出るまでに2~3週間ほどかかります。
超音波検査(エコー検査)
妊婦さんのお腹に機械をあてて、赤ちゃんの身体の画像を抽出して診断する検査です。
検査を受けることができる時期は11~13週です。
検査結果は当日に知ることができます。
母体血清マーカー検査
妊婦さんの採血検査によって、赤ちゃんの染色体の変化や先天的疾患である二分脊椎の確立を算出する検査です。
検査を受けることができる時期は15~18週です。
検査結果が出るまでに2週間ほどかかります。
新型出生前診断(NIPT)を受診できる時期
検査時期 | 検査結果 | |
---|---|---|
新型出生前診断(NIPT) | 10~22週 | 約2週間 |
妊婦さんの採血検査によって、赤ちゃんの染色体の変化を調べる検査です。
検査を受けることができる時期は10~22週です。
検査結果が出るまでに2週間ほどかかります。
新型出生前診断(NIPT)の始まり
新型出生前診断(NIPT)が日本で採用されたのは、2012年9月からです。
その後、2013年4月から実際に検査ができるようになりました。
当時は検査ができる施設が全国に5施設しかありませんでした。
現在は認可施設が109ヶ所(2019年12月18日現在)あり、無認可施設でも検査が実施されています。
認定施設と無認定施設の違いについては、こちらをご覧ください。
まとめ
新型出生前診断(NIPT)が始まった時期や検査できる期間について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
ポイントをまとめると、
です。
新型出生前診断(NIPT)は、10週目と早い段階から受けることができ、さらに22週目までと長期間受けられるのが特徴の一つです。
高齢出産など出産リスクの高い方は新型出生前診断(NIPT)を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事が、あなたの出産に対する不安解消に少しでも役立つことを願っています。
新型出生前診断(NIPT)を検討している方へ、まずは専門家に相談してみませんか?
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